撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

泣きたい日

夢の中で父に叱られて泣いた
夢から覚めて母を想って泣いた


いつまでも大人になれない自分が悔しくて
それでも親のいない自分が可哀想で


ホットカーペットのぬくもりの上で声を上げて泣いた
乾かしたばかりの洗濯物が少し濡れた


私の中のちいさな子供は
いったいいつになったら大人になるのだろう