撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

あなたは私の青春そのもの

私の実家だ・・・
と思っていた馴染みの店が明日で閉店する


本日都合よく飲み会があり
これまた都合良くその店に行ってもいいよという面子ができ
その店を訪れることができた


今日も盛況
みんな名残を惜しんでる
20代の頃、一緒に飲んでた常連も来ていて
今日会えたことを感謝してハグした
涙が出そうだった


このところひとが多すぎて
歌う順番が回り切らなかったほどだったけれど
今日はマスターが一曲回してくれた
光栄なこと、グループ代表で心して歌わなければならないところなのだけれど
いろんな思い出が胸の中をぐるぐる回って
ちょっと泣いてしまった
ごめんね、ありがとうって歌い終わってマスターの胸で3秒くらい泣いて
ステージを引き上げる


いつまでも子どものつもりで
どこかで守られ甘えていたけれど
季節は巡り時は過ぎ
いつのまにかとうに大人にならなければならなくなっていたのだ


いつかわたしも
だれかの「実家」のような場所をつくれるだろうか?
もちろんわが子のために
そして
わたしを必要としてくれるひとのために・・・


いつまでも青春を胸に持ち続けたい
しかしながら
青春まっただなかにいるひとに
その輝かしくも厳しい時期の中
いっとき羽を休めることができるような
そんな場所、そんな存在にいつかなれることを目指して・・・
そう
その昔
そんな風にお世話になったことを巡り巡らせることができるように
いい意味で年をとっていきたいと思うのだ



ありがとう
CANDY
あなたはわたしの青春そのもの・・・でした