撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

夢のように

夢のように時は過ぎて・・
人生は
いつも旅を続けているようだ
たいていはその準備と荷づくりに追われているけれど・・


そして旅の途中は
夢のように過ぎる


旅をするために生きている
夢を思い描きながら
夢に力をもらいながら・・・


 小学生の鍛錬遠足、すっごいきつい思いをして登った山の頂上が
あまりに狭くて達成感を味わうこともできないほどあたふたと食事を
してただちに下りたことをいまでも覚えている。きっとあれはひとに
言われたとおりに登っただけだったからだろうと思う。人生の中には
そんなことが必要な時期もあるものね。(山登り、性格的に向いてない
かも・・)。それでもそれもきっとひとつの旅。自分で思い描いた旅
だったとしたらそれは格別の想いだっただろう。格別でなければない
また強烈な思いが残っただろうし・・。


 生きていく中には楽しいことばかり転がっているわけではない。まし
て新しい世界を広げていきたいのなら・・・。


 夢のような時を過ごすために・・ひとつひとつの現実を受け入れて
いこう。そしてまた、日々の日常にも、見落としてはいけない宝物が
かくれていること、積み上げていくからこそ出来上がる素晴らしいもの
もあることを忘れずに・・・。