撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

I Love You (龍馬伝)

死ぬことすら怖れていない人間というものはどれだけの強さを持つのだろう
どうして死ぬことすら怖れずにいられるのか・・・
きっとまわりのひとはそのひとがいなくなることを何より怖れているはずなのに・・


暗殺って
そのひとがいることによって自分が脅かされると思うひとがするのだろうか?
その人自身はなにも相手に害を加える気はなくても
そのひとがいることによって世の中が変わっていって
自分のもっているものがなくなってしまう・・と考えるひとが?


死を怖れない人って魅力的ではあるだろうけれど
一緒にいて辛いだろうな・・と思う
何を失ってもいいと思うひとならその強さに魅かれるかもしれない


龍馬には命だけは惜しいと思えるほどの想い人がいればよかったのにと思う
龍馬を狙ったひとには何を失ってもこの女さえいればと思える想い人がいればよかったのに・・・



夢を語る人は素敵だ
しかしながら
夢を叶えることこそ生きていくことで
生きていくことこそなによりも愛する人に対する愛情だと・・・



彼が何より望んだものは
夢に、志に、愛する人に、限りない愛情を注ぎながら命を全うすることではなかったか?
そしてそれを望む人がすべてそのように生きられることが・・・


盃、地球儀、涙・・・なぜかそんなものが印象に残った最終回だった