撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

まっさらの思い出

想い出を重ねて
目を覚まし、音を聴き、街を歩く
さりげない日常に
懐かしい面影を重ねる


新しい思い出をください
まっさらの一日を
忘れられない一日にするほどの・・・


いつまでも色あせない
温かい思い出を・・・


出会いと別れはいつもやってくる
奇跡は日常に潜み
当たり前の中に宝石が隠れる


ひとを愛するということは
生きているということ
自分の中に
温かい血が流れているということを感じること


つないだ手が暖かかったり冷たかったり
手で梳いた髪の毛が重たかったり風のようだったり


ひとのまなざしの温度が変わることを知ったり
ひとの言葉の重さが変わることを知ったり


知っても知っても計り知れない
この世界の不思議を


それでも知りたいと
そして明日の幸せを祈りたいと・・・


まっさらな一日が
あたたかい思い出で彩られることを信じることができれば
今日も大切なひとのことを思いながら
笑顔でおやすみなさいが言える