撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

忘れられない試合

 今日は本当に久しぶりに家にいられる日。仕事はするけど、家で
過ごせる。なんてしあわせ!


 そしてそんなときに自分の時間を使いたいのはここ・・。文章を
書いたり本を読んだり・・だらだらしたり、うたた寝したり・・・
やっぱのらりくらりが身についちゃってるよ・・(笑)。


 今朝の私の行動といえば、いつものように5時半起き。朝御飯を
作って3人送り出したあと、パソコンとお布団とお友達にして大好き
な「雲の上のキスケさん」のコミックスをちょびっとばかし読む。
 読んでる途中でうたた寝してしまった・・なんてこと!


 もとはといえば強烈に文章が書きたくなってここにきたのよね。
で、クラブチームのホームページを見ていて、ああ、中学生の試合も
中3のみんなにとってはラスト2か・・今週末の試合はついに最後の
試合になるのか・・と思ったら、いろんなことを思い出して泣けてきて
しまった・・。で、なにかいていいやらまとまらなくてお散歩して
本読んで・・だったのですね(笑)。


 で、忘れられない試合。我がクラブチーム中学生編。


雨の中強豪チームとあたり、シーソーゲームの末初めて勝利した試合。

 息子が中学に上がった年の試合。ひとごとだった中学生が身近に
 感じられ始めた。ベンチに座っていた選手が悲痛なほどの真剣さで
 仲間に声援をおくっていた。ラグビーはグラウンドに入っている人
 だけで戦うのではないと中学生に教えられた。


奇跡の大逆転。残り五分ほどで3トライ。

 もう終わったと思った。正直もうどうしようもないと思った。しかし
 奇跡のごとくそこから点数を入れ、見事勝利を勝ち取った子供たち。
 試合をするのは子供たち本人なのだと思った。親でも誰でもなく・・
 そしてあきらめない限り物事は続くのだと・・道は開けるのだと・・
 つよい想いがあれば・・・。


パート優勝、みんなでおめでとう!

 決勝戦のラスト10分に昼のお弁当が届く。「きたよ〜」とほかの
 お母さんに言われたけど、お弁当屋さんの方に「すみません!
 決勝戦あと10分なんです、待ってもらっていいですか!」と懇願
 し、快く了解してもらう。「優勝しました〜!」と受け取りにいった
 ら、「おめでとうございま〜す」と言ってもらえた。嬉しかった!


 まだまだいろいろあるのだけれど、いまの三年生って、うちの長男が
3年のときの1年生だったから、それはまた印象深い。あのいちばん
大変だったときにずっと応援してくれていたんだよなあ・・ずっと
一緒に見ててくれたんだよなあ・・と思うと、ありがたいやら愛しい
やら・・。


 彼らの試合も全部みたかったけれど、先週はついに仕事のためひとつ
観られなかった。今週末の試合はぜひ行きたい。


 中学の3年間で体験することは微妙に違うし、意識もそれぞれに
違うけれど、その大切さはどれも同じ。いつかきっとその時間の
素晴らしかったことに気づくだろう。あのときがあったからこそ今の
自分があるのだ・・と、感謝したり誇りに思ったりすることがきっと
あるだろう。薄い薄い日常の記憶も、さりげない出来事もどれも自分の
どこかにかくされている。自分というものを満たしている。
 日々口にする食べ物や、空気や光や水のように・・自分を創る上で
どこか欠かせないものになっているに違いない。


 忘れられない試合・・といえば思い出す試合はあるけれど、どの試合
だって思い出がいっぱいつまった試合なんだ・・そう思う。