撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

歌にのせて(芋たこなんきん)

 3回目の放送で、ようやく時計が読めた。高校生の女の子がいきなり
11時はまずいやろ!やっぱり、7時半くらいからゆっくりだましだまし
・・・ってそんな話じゃないんですけど。


 ドラマはいっきに5年進みまして、なんでこの二人だけ年とってないん?
もとが老けてたんちゃう?という女ふたり(どの二人かは勝手に想像して
下さい)を見る夫婦の会話・・もいいとして。のぼるくん、やっぱ好みや
わ!とかあきちゃんかわいいとか、フォーク集会で歌う人も、上手い人も
下手なひともおったんやろね(千春ちゃんのうたは上手いねえ)、晴子さん
焼酎飲んで、ちょっとオヤジはいってるんちゃう?・・とか。
 今日は、なんだか突っ込んでばかりで落ち着きませんでした。


 フォーク集会も学生運動も知らない世代ではあるけれど、その時代から
残っている歌は聴いたことがある。岡林が近くの公園に来てたから、聴きに
行った・・という先輩の話を聞いたこともある。その時代に聴いていたら
特別の感情があったんだろうな。その場にいると、そのうねりに飲み込ま
れていくような雰囲気があるのかもしれないな。ゆりこちゃんが思わず
門限を破ってしまうように・・。逆にいえば、若いということはそういう
ことかもしれない。今自分がその年代にいないから流されずにいるだけで
若いことを非難してはいけないと思う。若者に媚びないということは、若者
のすべてを否定することではないと思う。自分が自分の世代のこだわりを
持っていることはきちんと自覚しながらも、不変の事実、普遍の思想を
見つめること・・。今に残るあの時代の歌には、時代の雰囲気だけでなく
あの時代が伝えたかった真実が隠れているかもしれない・・。