撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2006-06-29から1日間の記事一覧

そうせき・みどり・そうせき(吾輩は主婦である)

今日の、斉藤由貴さん、またまた冴えてましたねえ、素敵ですねえ! 漱石の吾輩口調で始まって、いつのまにか「・・なのよね!」なんて みどりがあらわれて、またまた漱石で怒鳴るところなんて、なかなか できるもんじゃないです。一体脚本にはどうやって書い…

書物と苦悩(吾輩は主婦である)

書きたいものがあって書くのではない、書かなければならない衝動に とらわれて書くのだ、と漱石先生はおっしゃる。苦悩があるからこそ、 文章を書く必要に迫られる、と。もし書いていなければ、自殺はともかく、 気が狂っていたかも知れないと。 最近思う。…

小説家の苦悩(吾輩は主婦である)

小説家「夜しずか」、漱石の書生になる。「書かずにいられないから書くのだ。 書けないと言うことは、書く必要がないということだ。 充たされていると言うことだ。 それは、人間として正常で、幸せなことだ。」 続きはまたあとで、幸せ、不幸せにかかわらず…

おめでとうございます(純情きらり)

達彦に召集令状がきてから、何度も聞く言葉「おめでとうございます」。 この言葉に違和感をおぼえている人も多いはずだ。今日も、笛子が達彦に 言っていた。だからといって、笛子が薄情だったり、単純だったりするわけ でもないと思う。出征するしかない人に…

ピアノより大切なひと(純情きらり)

達彦がかねに、「好きなことさせてもらったよ。音楽学校に行かせて もらった。半年だけだけど、ほんとに楽しかった。・・夢のようだった よ・・」と話す。家に帰ってから、父の死の直前に弾いてから、聴くこと のなかった、達彦のピアノだった。 すべてを整…

達彦さん、帰ってきて!(純情きらり)

かねが、桜子に達彦の嫁になってくれ、と頼みに来る。今までの無礼 を謝って・・。かねさんが頭を下げるのを見たのは、記憶の限り初めて だ。いつもふんぞりかえって歩いているあのかねさん・・。笛子にどういう つもりか?と問われ、おじいちゃんにとんでも…