撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

そうせき・みどり・そうせき(吾輩は主婦である)

 今日の、斉藤由貴さん、またまた冴えてましたねえ、素敵ですねえ!
漱石の吾輩口調で始まって、いつのまにか「・・なのよね!」なんて
みどりがあらわれて、またまた漱石で怒鳴るところなんて、なかなか
できるもんじゃないです。一体脚本にはどうやって書いてあるんだろう
なんて考えちゃいます!


 文机を持参でマンションに向かう漱石。山籠もりするわけじゃないんだから
って、周りの心配はまるで遠足に行く子供を送り出す家族でしたよ。
 「バナナケーキを焼く漱石」って、書いただけで笑えるよね。こんな手の
込んだもの作ってないで書いて下さいよ!と編集者。彼は、いったいみどりの
事情をどこまでわかっているのか?「8時以降は食べないのよね」と微笑む
みどり?原稿がいつのまにか小説からポエムになっている!みどりちゃんだ!
「さみしいんだよ、さみしがってるんだよ、みどりちゃん」この唐突な、
でも自信にあふれたたかしの発言に愛情を感じます。


 みどりにもどったと思われた家族の幸せもつかの間、発行部数と印税の
話で、またまた漱石にもどってしまったようです。まだまだ、安心できないね。


 個人的には、みどりちゃんがお昼寝してるところが可愛かったな!
主婦の特権でもあるけれど、お昼寝できるのって、とても平和で幸せな
感じがする。これも好きだった、同じ枠であってた「ぽっかぽか」の
あさみさんを思い出しました。「ぽっかぽか」も、ドラマ・原作ともに
気に入っていた(コミックは今も続いてます)貴重な作品です。