撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

亀の甲(ウェルかめ)

 一度書いたものの、どうも読み返して何が言いたいのかわからない。あの波美と
勝之新のふたりのコミカルな会話のはずの場面がどうも楽しくない。なぜなんだ?
ヒロインが突っ走るとか、おせっかいとか、ドジだとか、そんなレベルじゃないのよね。
じゃあ、へたれかっていうと、そうでもなくて、変な自信と高ピーなところはちゃんと
持ってて・・。う〜ん・・・ひとことでいうと、見かけに似合わず、ガキンチョ・・
いや、子供の純粋さがあればいいけど、それもちょっと違って・・・。頭悪い?(爆)。


 頭のいい悪いではないでしょう。言うなら、編集長のいうところの「ハ・へ・ホ」の
経験がない・・・とでもいうかな?心の底から、誰かのことを好きになったり、ホントに
心を痛めたり、そんな経験がまだない、ハートがのっぺらぼうの状態なんではないか?
と思ったりしている。ある意味では、大切にされて、幸せに育ったのではあるかもね。


 それなりに、失敗したり、果歩ちゃんに好きなひと持って行かれたりはしたのかも
しれないけれど、それも、きっと何かのせいにしたり、単なる不運にしたり、きっと
自分のものとしてしっかり味わうほどのことはまだしたことがないのだろうと思う。
傷つきたくないひとは、知らず知らずのうちに、どこか人のせいにしたり、悔しくない
ふりしたりして、手に入れようとする前からあれは大したことないんだとか無理な
ものなんだと諦めようとしたりするから・・。それではいつまでも心は鈍いままで、
堅い殻を自分でつくってしまう。カメの甲羅は世界を旅するために必要なもので、
その場所でうずくまって隠れるためのものではないはずだから、いつかきっとそのことに
気づいてくれると信じたいのだけれど・・・。


 と、やっと書き直した次第。今日書けなかった一番の原因は、なんだか観る気が
しなくって、一度しか観てないのよね。ふう〜・・だって何だか痛すぎるエピソード
だったんだもんな・・だまされるなよ!お父さん!Tシャツ1500円っていうのが、いか
にも妥当な金額だったのが何とも笑いました。よく1500円くらいのオリジナルTシャツ
購入してます・・・。