撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ウミガメの行動範囲(ウェルかめ)

 今日のシーンで好きだったところ。一平ちゃんの走る姿、噛みしめた歯並びが素敵
(笑)。行先は・・・なんだ〜波美の記事かぁ〜・・。お父さんの言葉が傑作だった。
ちょっとでも不純な心が入ってたら編集長にはお見通し、そんなもん記事にできんて
わかったんや・・って。はあ・・まあ・・それもあるかも。記念すべき波美ちゃんの
初仕事になれただけで光栄だと思え!と・・その初めての・・っていうのがどんなに
大切なものなのか分かってくれてるところがとっても感動しました。そうね、ほんとの
初記事はまだかもしれないけれど、ある意味ほんとの初めて記事になった取材相手って
ことですものね。波美の父さんの親バカはいっそ潔いね。お母さんはまた大変だけれど、
それでも娘の一歩を祝う気持ちは同じ。「一歩一歩じゃ・・」は泣けたね。


 一生懸命仕事をして誰の声もはいらない波美。そこに副編集長の一喝。なんででしょう
ね。自己保存本能・危機管理能力の一番最初のところかしら・・。自分を大切にして
くれる優しい声は、自分の都合次第で入ったり入らなかったりだけれど、怒られる声、
恐い人の声は一発で入るんだからね。


 「ささはらって変わった・・・」とつぶやく果歩がおかしかったな。たぶん、変わった
のは、好きな人・・自分を好きでいてくれると確信できるひとができた部分。あっさりと
じゃあ、帰るわ・・と出ていく背中はおんなの余裕がありましたね(笑)。


 「人生に道があるなんていってるひとはいつまでたってもカメにはかなわない」
・・・なんだか深いなあ・・。