撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

このところの気分

 7月7日から頭の中に鳴り響いている曲。その前はよそ様のブログに
貼り付けてあった映画「ひまわり」のテーマソング。ちょっと悲恋っぽ
い気分は漂っていて気分がよい。それにしてもひまわりのテーマソング
を聴いたときはいきなり涙があふれてきて我ながら驚いた。今は昔、
初めて一人で映画館で観た映画だったような記憶がある。その昔には
大相撲九州場所があっていた、天神のスポーツセンター、その近くだっ
たか中だったかにあった、センターシネマ。懐かしい名作が一本500
円で見られていた場所。私が大人になったのと入れ替わりくらいに
なくなってしまった。ソフィアローレンが動き始めた列車の中で泣き崩
れる場面はあの裏さびれた映画館の雰囲気と相まっていまでも鮮明に
思い出せる。


 ドリカムの「7月7日、晴れ」を聴いていると、途中の風景の描写の
あたりで「野分(のわき)」という言葉が頭の中に思い浮かんでくる。
今から夏だというのに、旧暦の七夕のように、どこか秋を感じてしまう
ほどに季節が変わった気がするこの数日・・・。小春日和があるように
この夏のどこかにも秋の芽が潜んでいるのだろうか。