撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

クリスマスイブに

 朝寝坊をしていささか短くなった午前中は家事に、午後は明日の
研修の用意に一日時間をとられてしまった。巷はクリスマスイブだと
いうのに、去年サンタクロースも引退した我が家にとってはイベント
らしいことは何もない。ダンナが次男を連れて映画を観に行った。
映画館でラグビーのコーチとその奥さんというカップル・・それも
カップルにも会ってしまったというのにちょっと笑った。


 イブらしかったものといえば唯一クリスマスオードブルっぽい
お総菜を買ったことくらい?母が疲れていたのでメインディッシュ
をそれで誤魔化した・・というのが本音なのですが(笑)。


 我が家でただ一人クリスマスイブっぽかったのは長男?珍しく
早起きしてたかと思ったら彼女と待ち合わせ・・ちょっぴりお出掛け
して結局我が家でのんびりしてたけどね・・。
 そんな長男も、昨日は高校ラグビー公式戦デビュー。初めて
前後半60分間フルに走ったらしい。結果は見事負けちゃったけど
ね。まあ・・15人制に出るか10人制に出るかというほどの部員の
少なさの中15人制への出場を決心して、それから助っ人を集めて
おまけにけが人もいて・・と困難なこと山積み。
「最低最悪やった〜」と悪態をついてはいたものの、何だか不思議に
嬉しそうで、清々しくもみえたのも事実。やっと自分のところに
物事がやって来た手応えを感じ始めているようだった。頑張れ!って
素直に応援したい。いや、応援してくれる人はいるだろうからここは
静かに見守るべきなのかな(笑)。


さてさて
クリスマスイブに紹介したい本
子供が小さな頃に薦められて読みました。手元にないのが残念。多分
図書館で借りて読んだのだと思う。「サンタクロースの部屋」
 心の中にサンタクロースを住まわせられる部屋を持つこと・・
本の世界で遊ぶこと・・何より目に見えないものを信じる力を持つと
いうこと。そんなことを小さな頃に大人からプレゼントされることは
生きていく上で大きな力になると思う。

サンタクロースの部屋―子どもと本をめぐって

サンタクロースの部屋―子どもと本をめぐって


 長男のサンタさんからのクリスマスプレゼントは結構楽しんだなあ。
3つくらいの物心ついたころに「何が欲しい?」と聞いたら「ハイジが
おじいさんにもらった飴が欲しい」といわれて結構あちこち探し歩いた
覚えがあります。輸入菓子かなんかで大きくて色のやけにいい(笑)
スティック型のキャンディを買いました(サンタさんのお使いで)。
 私自身も、幼稚園くらいのころ、熱だして何もお願いするの忘れて
いったいどうなるんだろう?と思ってたらお人形の洋服とベッドが
枕元に置いてあってなんでこんなに私の欲しいものが分かったんだろう
ってすごく感動してサンタさんを尊敬した記憶があります。今にして
思えば私のサンタさんの使者もきっとうち同様母親だったわね(笑)。


 大人になってもう枕元のプレゼントは届かないけれど、目に見えない
色々な素敵なものを信じる力は一生消えないと思っています。


 人を愛すること
 平和を願うこと
 夢は叶うと信じること
 

 それはきっと明日を楽しみに待つことと同じだと思う。今宵楽しみに
プレゼントを待つ子供達に・・そしてプレゼントがなくなってしまって
ちょっぴり淋しいすべての人々に・・どうぞ素敵な明日が訪れますように!