撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

出会いと別れ

 人との出会いは不思議。出会いは大切にしたい。一度ご縁のできた
ひととは、できることなら末永くおつきあいしたい。


 それでも・・・そんな自分の思惑だけでこれから先のおつきあいが
決まっていくわけでも思い通りに運んでいくわけでもない・・。


 大事にするのと同じくらい、自然に任せることが必要なときもある
のかもしれない。何度も何度も結びなおおそうとするご縁も、かえって
抛っておいた方がするすると結び目がほどけてもう一度きれいに結び
直せるということもあるかもしれず・・・。また、絡まった糸を解いて
いるつもりで、実はもうとっくにその糸の先は切れていたりするやも
しれず・・・。


 自分だけではどうしようもないものがあるということを知っておく
ことも、この世を生きやすくするための一つの考えではないかと思った
りした、このお彼岸・・・。