2006-07-26から1日間の記事一覧
何かが起こる前と起こった後と。その何かが大きければ大きいほど、 こんなことがなければ、楽に過ごせたのに・・と思うことがある。自分で 引き寄せたことにしても、偶然遭遇したことにしても。言わなければ 良かったから、この道さえ通らなければ・・とかま…
ひとりで音楽を聴いていた。これは、あのひとと待ち合わせをしたときに 買ったCDだ・・とふと思い出した。それからしばらく、何処に行くときでも 車の中で聴いていた。ふたりで聴いたわけでもないのに、あのひととのこと ばかり思い出す。冬の匂いのし始める…
今思ったんですけど、笛子さんって、「絵を描いてる冬吾」に 惚れたんだわね。あの、ほかのことは、目に入らぬほどに、一心不乱に 絵を描いてる冬吾さんに、くらっときたわけね。(ふだんとのギャップ も、効果的ですが)。 それさえあれば、ほかのことは大…
朝起きたらまぶしかった。降り続く雨に悩ませられていた昨日までが 嘘のように、晴れ。やっと夏休み気分ですね。 今回、雨と大量の洗濯物が重なったので、部屋を閉め切りストーブを 焚くという、荒技をやってしまった。灯油あまってたし。こんなこと するの…
桜子が、ピアノに向かって曲を作っていた。冬吾がとおるをみつめて なにかにとりつかれたように絵を描き始めた。 本当の芸術は、こんな風に溢れ出すのだろう。この気持は、ひとの 自然の動き。だれにでもある、愛や情熱。それを、何かに託し、表して くれる…