撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

今日の本

ごくらくちんみ

ごくらくちんみ

 少し前に買っていたのを引っぱり出して読み返す。なんか
前見たときよりも面白い感じがする。珍味にも驚くより興味!
 このところ、ちびちび本を読んでいる。こういうのも癖の
もの・・というか慣れ・・というか、運動と同じで基礎体力
のようなものが必要だと思う。でもって、身体の方の基礎体力は
なかなか向上しないけれど、読書の体力はいい感じなのかな?


 珍味と、それのお供のお酒と、を絡ませながら、短い短い
お話になっている。珍味同様、味わい深いものや、ドキッと
するものや、さまざま・・。しおなっとう、なるものを、和的
エロスの景色・・と書く著者・・もう会えないのが残念で
たまらない・・。しかし、これだけの珍味とお酒をこれだけ
深い味わい方をしたのなら、もう人生の楽しみのかなりの部分は
きわめていらっしゃったような気もする。この本は単なる食べ物
の本ではないと思う。


 ふなずし・きんちゃくなす・しおうに・ふくしらこ・あんきも
キャビア・リエット・しおなっとう・からすみ・きもやき
 ・・ううん・・どれも味わってみたい。できればとっておきの
シチュエーションで・・・。やっぱり女は欲張り?