撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

連休最終日

 長いような短いようなシルバーウィークが終わった。もう少し充実させたかった
気もするが、連日のラグビーのお付き合いが精いっぱいで、普通の生活をするのが
せいぜいだった。食事だけはきちんとつくってきちんと食べたかな。


 おとついの遠征で田んぼのあぜ道に咲く彼岸花を見た。一緒にバスに乗っていた
お母さん仲間と、「彼岸花って、毎年きちんとお彼岸になったら咲いてるよね」と
当り前のようで当たり前でないことに感心したりしていた。


 胸に染みたのは今日の夕焼け。きれいなピンクの澄んだ空色。なんだかそれなりに
連休を駆け抜けたご褒美のような気がした。うん、悪くない、そう思いながら、買い物に
出かける。うっかりのんびりして、帰りの駐車場から見上げたのは群青の空に浮かぶ
少し太めの三日月。


お彼岸は秋分の日。きっかりと昼と夜を分ける。いつの間にか暮れるのが早くなった
空・・これからまた、夕焼けよりも月を見上げながら帰る日が増えるのかな?
満ちていく月にも欠けていく月にも、満ち足りた心で向かえますようにと、しばし祈る
なにか区切りを感じる連休最終日・・・だった。