撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

自分で何とかする(芋たこなんきん)

 白衣のシミをどうしよう?とやってくる健次郎さん。これどう?
と子供の名札で隠そうとする町子さん。なにこれ?のぼるくんの
名札・・っていうやりとりがとぼけて面白かった。
 こんな・・もういい、自分で何とかする!といいつつ、「院長」
と書いて、のぼるくんの名札を使っている健次郎さんに笑って
しまいました。


 健次郎さんといい、牛乳買っといてね、という晴子さんといい、
全然自分でなんとかしてないじゃん!


 主婦って家庭の中心と末端を司っているような気がする。体で
言えば、脳と手。時々、家族の外付けメモリーの機能をさせられる。
あれどこ?あれどうなってたっけ?ええい!わたしだって忙しい
んです!と町子さんのように言いたい。でも言っても大して効果は
ないことも知ってる・・・。


 手の掛かる子ほど・・ですね、と言われて微笑むお母さん。
微笑むほどの余裕と今までの実績がうらやましい。まあ、子供は
そうよね、覚悟してるから・・。その他の家族は・・といえば、
掛かりすぎるとうっとおしいし、全く掛からないのも淋しいかも
しれないし、加減が難しいですね。大人どうしのつきあいは、持ちつ
持たれつ、のバランスが大切かもしれません・・。


・・・ところで・・・
「結婚しようってしゃべったのに!」という、お兄さんを訪ねて来た
女の人・・。思わず「しゃべった」の懐かしい使い方に純情きらり
冬吾さんを思い出してしまいました。