撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

子は親のかがみ

 子供は親を映すって?そうでしょうね。言うことはきかなくても
することは真似る・・って。子供に限らず、相手をよく見ると
自分のことがよく分かる・・ということはある。時に、よく磨かれた
鏡を覗くように、こちらの方が恥ずかしくなることもある。
 自分のことを振り返れば、勝手に物事を歪ませるような鏡には
なりたくないものだ・・とも思います。


 しかし、何が映るか、何を映すかというのはその人次第。すごく
緊張して、心を砕いて接しているつもりなのに、全然、映って
くれなかった・・なんていうこともよくある話。・・よくある話・・
と受け入れるだけでもきついこともあるけれど・・。


 その点では、いつでも映してくれるのは、やはり子供なのかも
しれない。良くも悪くも、本人が映したいのか映したくないのか
にも関わらず、映し合うのが親子というものなのかもしれない。
きついところもあるとはいえ、ほかの誰がそんなに自分の存在を
確認させてくれることだろう!と思えば感謝すべきことに違いない。