撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

素直がいちばん(芋たこなんきん)

 女は淋しくなるときがあるのよ
 女はロマンがわからん


 男と女とどっちがロマンチックか?つきおうてる間は甘い
言葉を囁くけれど、釣った魚に餌はやらないじゃない、男は・・
という町子さんに、男には胸に秘めたるロマンがあるんじゃ、
という健次郎さん。
 「秘めてくれなんて頼んでません!」という町子さんの
一言がポイントかな?秘めてたんじゃ伝わらないよね。わかって
ても、何度でも聞きたいのが、誉め言葉と愛の言葉というもの
でしょう。もっとも、あんまりだと大安売りになってしまう
けれど、それでも言ってもらえないよりは、「もうっ!」なんて
あきれたふりして実は少し嬉しかったりして・・・。


 トイレの前で、切々と訴える町子さんが可愛くっておもしろ
かった。もうちょっとそのままにしてたら、泣き出したりして・・
「なにしてるんや?」と近づいてくる健次郎さんもいいけれど、
「素直がいちばん!」と、さりげなくトイレから出てくる
お母さんが、最高でした。