撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

グリム童話

 純情きらりのかねさんがあんまり元気がなくって・・・ふと
思い出してしまいました。 

グリム童話のなかに、「がちょうばんの少女」というおはなしが
ある。お嫁入りにいくおひめさまに、母親であるおきさきさまが、
これをたいせつにするように・・と自分の血を落とした白いきれを
渡す・・これをなくしちゃったおひめさまは、すっかりちからが弱く
なって、いっしょにつれてきた召使いを押さえることも出来なくなって
しまう・・・っていうくだりがあるんですよね。


 あのきれにはいったいなんの意味があったのだろう?母は、言い
きかせたのに、娘はころっとなくしちゃうのよね。小さい頃は
そんなこと気づきもしなかったけど・・。


 最後は幸せになるのだけど、親の決めた人と一緒になるにしても、
親の思ったとおりの道を通っていくとは限らないってことかなあ?
 何かで、グリム童話は、子供の親離れ、自立、を話の中に読みとる
ことが出来るってかいてあったような気がするけれど、逆にいえば、
親と子は別の人格っであるって、子離れしなきゃっていうものも
読みとることができるのかもしれないな。


 きちんと親離れしてないと、子育てはもちろん、ひととの関係も
作れない・・と思います・・。