撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

つっぱらかって(純情きらり)

 もも子ねえの生き生きした顔といいセリフで、今日はこれにしよう!
と思ってたのに、最後の騒ぎで、ぶっとんでしまいました。気分は
笛子ねえです。


 何のためにがんばってきたんだろう。何を一生懸命守ろうと
してきたんだろう。お父さんもお母さんももういなくて、我が家の
やり方なんていってもだれも覚えてくれてなんていなくて、みんな
ひとりで大きくなったような顔して、桜子は何もわかっちゃいない
くせにいつも自分がやったかのような得意そうな顔してちゃっかり
一番いい席に座ってるし。自分でも、きついこと言ってるのは分かって
るけど、冬吾さんくらい、一応は「ねえさんの言うことは一理ある」
ってくらいいったあとでとりなしてくれればいいのに、いきなり
桜子なみだし。おまけに、女と出ていっちゃうし!!!


 あ〜あ、いやになっちゃいました。あたしが笛子だったら、もう
二度と顔も見たくありません。ホントは・・・だけど、つっぱらかって
もうひとりで泣いたほうがましです!