撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

心と筆(純情きらり)

 やっぱり、冬吾さんですね、今日も。
「描きたくないものを描いていると、筆が動かなくなって、絵が
描けなくなる」と。これを聞いたとき思い出したのは、以前の朝ドラ
「さくら」で、さくらのおじいちゃんが、さくらにいっていた言葉。
「自分のほんとうの心に気づかないふりをしてうそをついてると、そのうち
こころが動かなくなって、にぶ〜い人間になってしまう。自分にうそを
ついてはいけない」。とても心に残った言葉です。


 あのときは、若い人のことを考えてた。人付き合いが怖かったり、やりたい
ことが難しかったりしたときに、自分を出さないままあきらめて、やる気を
なくすことがありませんように・・・と。
 このドラマのなかでは、時代がからんでもっと大変なことになるんだろうと
思う。自分に正直に生きることすら、どんなにちからのいることか!
 冬吾さんのように、「じっと動かないでいる」わけにはいかなくて、生きて
いく糧をえるために手段を選べない人もいるだろうし、桜子のように
「動きたい」と思っても、まわりがそれを許してくれるか・・。


 みんな、大切なものを守るために、愛する人のために、懸命に生きていた
はずなのに、これからどうなっていくのか?あんなに友達や他人のことを
よく見ている薫子が、これからの世界をどのように見ていくのか、当分
つらいかもしれないけどみていこうと思う。


 今日の救いというか意外性は、松尾さんもパーティーに来ていたこと。
昨日から、意地悪な顔つきが消えてますね!あんたもとはいい人だったんだ。
先生よりダンスうまいじゃん!!