撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

「無言館」について その3

 「純情きらり」が戦争の色を濃くしてくるにつれて不安になる。
リンク元をたどって、よそのブログにお邪魔すると、同じように、
冬吾さんたちをみていると、「無言館」を思い出す、是非見に行って
下さい、というように書いている方がいらした。


 ただ、行っても印象に残らないかもしれない。若いうちは特に。
むかし、沈んだ船の記念館(すみません、いいかげんで・・)に
行ったとき、まだ小学生だったわたしは意味がわからず、退屈な
だけだった。ただ、母はそこを出たとき泣きはらした目をしていた。
そのことだけ覚えている。


 あまり難しい話にするのは好きではない。でも、大人としては
伝えなければならない義務があると思う。もし、興味が湧いたら
是非、近くに行くことがあれば迷わず、どうぞ訪れてみて下さい。
 先日、熊本でその一部を「祈りの絵」展としてみて、いつか
必ず長野の「無言館」に行きたいという想いを強くしました。




 
 「無言館」への旅―戦没画学生巡礼記  無言館 (アートルピナス)