撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

絵を傷つけないで!(純情きらり)

 冬吾さん(西島秀俊)の「屍を描くのか?」と言ったことが、強烈
でした。時代は、だんだん戦争の影をおとしていきます。桜子と達彦も
考え始めました。薫子の考えの変化も、とても気になります。


 その中で、とても印象的だったのが、八重さんの言葉
「絵を傷つけないで!」といつになく強い調子で発せられたひとこと・・。
 冬吾さんを、その絵をいちばん見つめていたのは、モデルにもなっていた
八重さんかもしれない・・。まりさんの冬吾さんへの気持ちを感じて
いたような発言ができたのも、冬吾さんを見つめていたからこそわかった
ことかもしれない・・。それにしても、このひとことはこれからとても
意味を持つ象徴的な言葉になりそうな予感がします。色んな意味で・・。
 何が起こっても、けんかをしても、このみんなが欠けることなく時代を
乗り越えてくれればいいのだけれど・・・とひたすら思います。


 昨日は、達彦さんのお父さんが私の中で注目のひとに、なりました。
今日は、冬吾さんです。たとえていうなら、単なる行列のできる人気
ラーメンだと思ってたものが、いい素材を使って、すごい努力のもとに
つくられていた、本物だったことに気づいたようなものです。
・・ちょっとたとえが飛躍しすぎかなあ?・・・。