撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

同級生の男

 夕方というか6時すぎから行動を始めてしまった怠惰な一日。
化粧もせずに、最寄りのホームセンターに行く。レジに並ぶと
前の客に見覚えあり。高校の同級生じゃん。それも近所の・・。
(高校レベルだと、買い物行動半径がかぶってると「近所」と
してしまいます)あいさつしようかな、どうしようかな、と思ってる
うちに気づかれてしまった。お互いあまりに日常の買い物を
してるもんで苦笑気味。ちなみにかれは「カブトムシ幼虫用土」
わたしは「ペット用蚊取り線香」でした。時間帯が似てると、買う
ものまで似るものなのかと変なことに感心してしまいました。


 高校時代はしゃべったこともない人たちと、同窓会の仕事を
通じて10年来の友達になっている。途中ブランクがあったにも
かかわらず、妙な連帯感があるのは、やはり同じ3年間を、
共有しているというどこか安心感があると思う。共通の思い出は
そうないんだけど、みんなでしゃべってると、巨大ジグゾーパズルを
つくってるようで楽しいです。


 というわけで、スッピンで会ってしまったのが彼だったのは、
不幸中の幸いでした。これが、めったに会わないほんとに久しぶりの
人だったりしたら、ホント「何故?よりによって・・・!」と
くやしい気分になりますもん。見た目も大事・・ちょっと見栄も
張りたいお年頃なんですから!