2006-12-20から1日間の記事一覧
何度かの電話やメールのやりとりをした。今までしなかった話を した。わたしがその日は忙しいというと、今なにをしているの?と わたしの生活をきいてくれた。優しく切られるあのひとの電話の一瞬に あのひとの名残を感じるようになった。いままでわたしは、…
母が亡くなったとき、まだ学生時代だった。卒業式に出た私に みんなが慰めの言葉をかけてくれたが、その中でも現代文学の先生が くださった言葉がそれからの私を支えてくれた。「親との別れは、 どんな人にでも2回あります」。 いろいろな別れを考えた。私…
昨日・今日と、すみこさんの法事をどうするかでもめている。 家で、みんなに集まってもらおうという町子に、ためらう人々。 「そやかてねえ・・」というニュアンス。 健次郎さんが言う。町子は僕の妻であって、子供達の母親の 代わりではない。子供たちにと…