撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

再生

お正月までバタバタで
明けたとたんにホッとして熱出した
なかなか治らずイライラ
それでも仕事も始まり気合いでなんとか
前から計画してた高校の同期会もあとは野となれ山となれの気分で出席
でもそれが功を奏したかも・・・


お正月をすこしはずした3連休一日目の土曜日だったせいか
いつもの年になく出席者が集まり、女性陣も多かった
会場は高校のすぐ近くに昔からある造り酒屋・・
素敵なお酒屋さんとレストランになっていたその場所が
去年の秋に火事になってその後が心配されていたところ
いろんなひとの尽力でリニューアルできる運びとなり
そのオープンの日の宴会第一号になったらしい


出席者の中に珍しい顔も発見


1年生の時のクラスはとりわけ仲が良くて
クラスが別れても一緒にキャンプを企画したり
女子で津和野に行ったり長崎に行ったりとしていた
そのクラスのメンバーも結構来ていて
じゃ、もと1の5で写真!なんて並んでみたりして・・


音楽部の仲間とも少しゆっくりしゃべる
あの頃部長と指揮者のきみたちが仲が悪くて大変な目に会ったんだよ
おかげで青春ドラマみたいな思い出はできたけれど
はっきりいってトラブルメーカーだよね、あたしたちの学年ってば
最後に九州大会までいけたのが信じられない!・・とか



昔はよく飲みに行っていたけれど
どうやら体調を壊していたらしくしばらく会にもご無沙汰
連絡しようにも噂を聞いても憚られて
気にはしていてもどうすることもできなかった旧友も久しぶりに出席
どうしてたの?もう大丈夫?
いろいろあったみたいで事細かには聞かないけれど
それでも再会を祝して馴染みの店にも寄って
深夜これまた若気の至りで食べてたような懐かしいラーメン屋さんにも寄って
今宵ばかりはこれも許そう!と丼鉢で乾杯気分


みんな長いこと生きていると色々ある
無傷ではいられないほどしんどいときも人知れずある
それでも
今日会えたからいいや
今日一緒に笑えたから幸せじゃん!って
一から始める気分でまた前向いて歩いていける


ひとには言わない不調も躓きも
イライラするほどの体調の悪さも
あとになってみればあれがなにかの転換期だったのかもしれないと思えるかもしれない
新しい日々を生きるために
日々再生を続けているのだ
きっと・・・
そう信じて
まだ混沌としているこの毎日を歩いていく!と少しだけ強い気持ちで想う