撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

それぞれの土日

昨日からひたすら家の中を片付けている
いままで気になっていたものをとりあえずひとつ片付け始めたら
少しずつ、それでは次はこれ・・これも出来る・・とつながって
かなりの仕事の量にはなったけれど、家の中もなんとなくすっきりしてきた


動かなければ見えてこないことがある
心に抱えているだけではどうしようもないものがある


自分の思い通りにはまったく進まない部分もいっぱいなのだけど
それでもこれだけはできたという部分もまたかなりある


ときおり空を見上げる
この空はどこまでもつながっているのだろうと思う
それぞれの人がそれぞれの土日を過ごしたのだろう
願わくば
少しだけ祈った想いが届いていますように・・
出会いに感謝しつつ
それでも
どうしようもなくひとは自分の道を生きていくしかないと
どこかでひとを想うことすらあきらめそうになりながら
ただ
どんなにちいさな祈りでも
出会ったひともまた自分と同じように
そのひとなりのいい一日を重ねていますように・・と
願わずにはいられない
人間の孤独と寂しさとそれゆえの心の中に灯る想い・・・


一度しかないこの日
しかしながらずっと続いて行くであろう毎日
いっときの輝きを永遠のものに変えながら
また素晴らしい日々が続いていきますように・・・