撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

消えない星

どうしてと悩むこともなく
なぜと問うこともせず
ただそこにあったのだ
いつの日にか
気づいたらそこにいたのだ
輝く時も見えない時も
見つめるときもひた隠すときも
決して消えないわたしだけの星
だれと比べることもなく
なにを怖れることもない
・・・胸に灯る小さな紅い星