撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

今日のこと

本当は外出の予定だったけど
あまりに体調が悪かったので家で一日休養
寝ても寝ても疲れが取れなくて・・・
とはいえ、朝ごはんを食べさせ
遅く起きた長男に朝昼兼用ご飯を作って一緒に食べ
夕方は買い物に行って夕ご飯は家族で食べ・・
その合間合間を横になって過ごした一日


ごはんを食べながら「今日何日だったっけ?」と長男
「おじいちゃんの祥月命日だよ」と私
長男が出掛けた後和室に入るとお線香の匂いが満ちていた


夕ご飯の前に次男を呼び御仏飯を供えさせる
「えっ?僕が?」というのでおじいちゃんの命日だからというと
「ほんと!今日!?」と言いつつ素直に持って行ってくれた


いつもこの季節になると
その空気の冷たさと風の匂いが
最期の数日間を思い出させて苦しかったけれど
今年はこの天候の不思議さと日々の忙しさで
ただ近づいてきていることを意識していただけだった
あるいは・・
苦しかったことも淋しくてたまらない思い出も
いつのまにかただ懐かしいだけの思い出にと変わっていくのかもしれない


今は父の笑顔だけが思い出される
しかしながらそれが涙を誘うことはまだしばらく続くようではある