撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

帰国

一昨日の深夜、アドレス変更のメールを流した長男の携帯に
峻から電話が入る
間もなく本人登場
迎えに出ていった長男と一緒に玄関にはいり
「ただいま〜」の声
出ていくと自分のただいまに少し照れた顔をした彼が立っていた


なんだかひとまわり大きくなったねえ・・というと
ニュージーで91まで増えて上海の暑さで3〜4kgしぼれたとか
夜中、彼のフェイスブックの中の写真を見せてもらい
いくつかアップされている動画を眺め
すこしばかり話を聞いておやすみを言った
長男の部屋からしばらくの間ふたりの静かな話し声が聞こえていた


翌朝はみんなそろって寝不足(笑)
バイトに出掛ける長男と入れ替わりに起きてきて一緒に朝食を食べる
ラグビーコーチングのことや出会った人たちなどの話をしてくれる


印象的な言葉
「NZは強い
 やっぱり世界一のレベルだと思う
 でもNZのいいところもあるし、日本のいいところもある
 どれかが正解なんていうものじゃないと思う
 どれかが正解なんていうといままでやってきたことは間違い?そんなの失礼だよね
 いろんなものがあって、いいところを取り入れながらやっていけばいい」


そうだよね
観てるほうはどこがどうとかだれがどんなだとか勝手なこというけど
本当にやるひとは、試行錯誤しながらより良いものを求め続けていくんだ
広い世界に出ればでるほど
自分はこれ!とかこれはつまらん!とか決めつけずに
次のいいものを探しにいきたいと思うのではないだろうか


日々一生懸命そうなりたいと目指しているものを
いとも当たり前に話している峻は
プレイだけでなくその心まで貴重な体験をしてきたのだろうと
その毎日の濃さを想いつつ、成長を眩しい想いで感じさせてもらった


さあ、暴れろ、暴れろ!
力で暴れるのではなく
その自由さと、すべてを受け容れ、輝かせる強さで・・・
いつまでも熱烈なファンであると同時に
ただの「近所のおばちゃん」でいて彼を見守りたいと思っている