撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ここで一緒に(ゲゲゲの女房)

ふたりが少しずつ動き出す
内気な布美枝だが、茂によく言えました
これは決して文句ではなくお願いであり彼女の意志表示だものね
茂が「どうせ分かってもらえない」というようなことを言ったのもまた考えさせられた
彼の心の中のどこかにはそんな淋しさと諦めのようなものがあったのだろうな・・と
自分を押し付けるのではなく、彼に追従するのでもなく、彼と心を通わそうとした存在
布美江は茂にとってそんな初めてのひとだったのかもしれない
「なずな・・・もう・・」と気付く茂
なずなを活ける妻とそれに気付いてくれる夫、なんだかやっていけそうな気がした
ただ、茂にとって、
ホントに仕事に没頭しているときは仕事以外のことはすべて雑音で
すべてのものは風景以下の目に入らぬものになっちゃうんだろうなあ・・


こみち書店の美智子さん
「きっと大丈夫!」は、わたしたちにも温かいものを感じさせてくれるような気がする


最後の場面はもらい泣き
「泣ける場所」ってぜったい大切な場所だと思う