撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

言葉の翼

 昨日の食卓・・二男が友達の家に泊まりがけで遊びに行っていたもので、長男と大人ふたり。なんだか落ち着く・・なんていってる男二人。
「あいつ、話す言葉はいいかげんなくせして、妙に勘の鋭いところあるよね・・」なんて噂されてたりして・・。


 それは小さい子供も同じ。心にいっぱい持っていることと、それを言葉で豊かにあらわせるかどうかはまた別のお話。話せる限りの言葉でしゃべる子よりも、話せないものをもっと豊かに感じている子供だっている。子供に限らない・・。


 このごろ思う。言葉は大切。しかしながら、言葉に頼りすぎると見えないもの、見失うものもある。結局はどんな心持でいるか・・ではあるのだけれど・・・。



 願わくば・・振りかざす剣でも、硬くこもる鎧でもなく、心を乗せる翼のような、心を包む羽のような・・柔らかな暖かな言葉を使うことができればいい・・・そう思う。