撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

時間(ウェルかめ)

 ここにはなにもないけれど
 時間だけはたっぷりあるよ
 よそから来た人にはそれがここの宝もの


 というようなことを話してあったなあ・・と思いだす。


 時間の過ごし方はひとそれぞれで、時間の過ぎ方もその時々で・・・。なにもない
ところで、心を空っぽにして、時間の豊かさをしっかりと感じたら、自分がどんな
時間の使い方をしているか分かるかもしれない。自分だけの時計を誰もが持っては
いると思うけれど、時計を見ることや時計のねじを巻くことばかりに時間を使って
本当に使いたい使い方をしていないか?自分の思い通りにならないと嘆くばかりで
自分がもっと大きなところでは何を求めているのか見失ってはいないか?


 ウェルかめのあとの生活ほっとモーニングで「勇気があればいつからでも人生は
変えることができる」と、61から生活を変えたひとの話があっていた。出演者の方
が、言われていたこと「この方は、一人称の人生から三人称の人生へ見方を変えること
ができたからこれだけ大きな変化があったのですね。」と。おれがおれが・・だったのが
みんながいるなかで自分がやるべきことはなんなのだろうと考えるようになったこと
苦難に直面したときに、まるで自分が試されているような気がする・・と思えたこと。


 我がでてくるのは人間として当たり前・・それでも気づいた時に肩の力を抜いて
ふっと見方を変えることができれば・・と思う。波美にいらいらするのは、自分の中
にもきっと波美のような部分があるからなのではないか?空回りしている自分に気づく
時々やってくる最悪の気分のときにはこれから・・「ああっ!波美がやってきた!」
とでも叫んで乗り越えてみましょうか?(笑)。