撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

白洲次郎 

大事なことを知ろう思うたら仰山時間がかかりますよ
人生は長いさかいな・・ま、もう少しあばれときや


どうせ人間はいつか死ぬ 死んだら腐るだけや
思いきり好きなことせんとおもしろうないからな


何度も何度も死にかけてそれでもここに元気に生きてるということは
神様があんたがこの世界に必要やと思うたからや
あんたにしかできんこと必ずある 負けたらあかんよ


他人の考えを鵜呑みにしてはいけない
まず否定する そして再考することだ
わたしが求めるのは模範的な正解ではない
各々のちっぽけな頭で考え抜いたことだ
それが学問だ


愛すべき花と進むべき道


見透かされていた 私の自尊心を見透かされていた


出ませんか?ここから二人で・・・


 次郎が正子にかけた「孤独な人ですね」「ぼくたちは似ている」と
いう言葉がとても印象的だった。ひとは一生自分を持っている限り
孤独も抱えて生きていくのだと思う。妻になる正子も強烈な個性だが
次郎のお母さんもとても印象的だった。息子を愛する母であり、また
一生、夫を母と女として妻を全うしていたような気がする。


 敵の多いひとでしたが敵をつくらん仕事やら仕事やない・・そういう
お方でした


 次郎の家にいた宮大工の職人さんがとても心に残る。


つづきはまたあとで・・・