撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

消耗材と資本財

 いつも流して聞いているだけで憂鬱になる国会中継。今日は、どこか
らか少し人間的で聞いててもいいな・・という気分になった。


 みんなどこかで気づいているはず。いままでどおりの方向ではどこか
で行き詰ってしまうって。昔ながらの終身雇用制が崩れていったときに
一緒にひとを育てる力を失ってきた日本の企業。いろいろなものと同じ
ように、消費するものになってきていた危なさ・・。


 本来ものだって、消費するだけのものではなく、育てその収穫を
いただいていたはずだった。食べものだけでなく、着るものだって、住
むものに関するものだって・・。田んぼや畑はもちろんのこと、林を
管理し、海を守ってきたはずなのだから・・・。


 大切な扱いをしていなければ、その本人だっていつかは自分がやって
きたことと同じ扱いを受けてしまう。


 麻生総理は、根っからのボンボンでちょっと生意気・・というキャラ
がやっぱりいいなあ。桝添さんはまじめ一本の切れ者・・がいいし。
 ・・なんか気になるお二人・・と思ったらどちらも福岡出身でした
ね(笑)。原稿読みや台本通りなんじゃない?なんてものじゃなくて、
生きた言葉でしゃべってくれるのがいいな。それは、桝添さんは、練り
に練って考えてきたんだろうな・・って思わせるし、麻生さんは、それ
は、あなただから言えることだろう(笑)って思わせられる。結局は
完全に自分のものにしたものしか、自分の言葉としてひとに伝わること
はないいということなのだろうか・・・。