撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

自分で決めたこと

 昨日はアクシデントのため仕事が予定の半分しかできなかった。その
残りは今日しなければならないのだけれど、前から予定の入っていた
中学生のラグビーの試合も見逃せない。観終わってから仕事!と決心
して試合観戦へ。


 今日の試合は順当にいけば勝つかな?というところだったけれど、
始めるとそうでもない雰囲気。ありゃりゃ・・という感じだったけれど
ここで気持ちが萎えたらもう立ち上がれない。私が叫んだってどうなる
わけでもないのだけれど、精一杯の応援を・・やる前から負けてちゃ
だめだよ、ひとつ上手くいかなかったからって、いつものように順調に
いかないからって、そこで負けちゃおしまいだよ!って・・・。


 少し調子を取り戻して前半終了。ああ・・この試合負けたらもう
この子達引退なんだよなあ・・勝ったら勝った分だけ続くんだよなあ
・・。それはそれできつい話。ひとつひとつの試合にすべてを注ぐよう
なエネルギーがいるのだもの。もしかして終わったらそれはそれで楽に
なれる・・なんて考えてなかったか?なんてふと思い浮かべたのは
やっぱり今の私の気持ちがどこかに入っているからなんだろうなあ。


 一生懸命やっていても不安になることがある。何か悪いことが起こっ
たら、急に気持ちがしぼんでしまうことがある。私がこんなことを
やっていること自体が何か間違ったことをしているのではないか?と
とてつもなく不安になることがある。


 そう思ったときに観る今日の試合。いいや、そんなことはない。
あきらめたらおしまいだ。あきらめることと、やれるところまでやる
のは違う。まだ、言うほどのことは何もしていないじゃないか。何か
をやるときにはいろんなことが起こる。それはいいことか悪いことか
そのときにはわからないことだ。いいこと・大切なことにするかどうか
は自分次第。そういってたじゃないか!これがそういうことなんだ。


 自分で決めたことは自分の責任でやりとおす。自分が納得がいくとこ
ろまで走り続ける。自分で決めたからこそ、そうするべきだし、それが
できるのだと思う。


 子供たちは自分たちの力いっぱいを使って試合をしたのだろう。結果
は残念だったけれど、いっぱいいっぱいでやればやるほど、剥き出しの
自分というものが出てしまう。いいところも悪いところもさらけ出して
しまう。いまのあのチームはそんなチームだったのだろうと思う。


 今現在の自分を認めること。足りないものを知りそれを強くすること
それは成長のためには欠かせない。足りないものが分かるからこそ
成長するのだと思いたい。誰かのせいや、運のあるなしなどにしないで
それと向き合えればきっともっと大きくなれるのだろう。子供たちも
そして我がクラブチームも。


 と・・・彼らを観ながら自分のことをまた思う。わたしだってまだ
まだ成長したいから・・・自分で決めたことをやろうと思う。とりあえ
ず、いまから私の場所に行って仕事してきます。夕ご飯はおあずけ・・
終わってからひとりゆっくりそのひと時を楽しむのを文字通り人参に
して(笑)行ってきま〜す。