撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

百日目(ちりとてちん)

 喜代美の2回目の高座。2回目・・ってどう反応したら
いいんや・・という上がりようではありましたが、凄まじい
雷で我に返ったかおかあちゃんの祈りが通じたか、はたまた
へしこがなにかを伝えてくれたのか今回の出来はまずまず。


 草若師匠とおじいちゃんが言っていた言葉がまるで合わせ鏡
のようにきれいに重なります。
「おかしな人間が一生懸命生きとる姿はほんまにおもろい」
あんたのいいところを大事にしいや・・と。


 後半は、ナレーション通りべたべたでまったくもう・・(笑)。
しかしながら思ったこと。ヒロインに似合わないと思ってる女は
「えっわたしなんかがいいの?」とベタに進みそうな展開にまで
自分で突っ込み入れてせっかくのチャンスをつぶしてるような
ところがあるけれど、なんのてらいもない女は、見てる方が
気恥ずかしくなるようなヒロインぶりを演じてしまうんやねえ。
まあ、ほかの男にちょっかい出される・・なんてエピソードは
それらしい女の子限定のものではありますが(笑)。A子寒そうに
肩すくめたりするなっちゅうねん!あの仕草が一番ベタやったと
思います(笑)。あと、草々さんが妙に強い・・ってか相手弱すぎ
なとこ・・ですね。


 今日いちばん冴えてたのは順ちゃんのおかあちゃん
「うちは超音波で大阪のこうもりと交信しとるさかいな」
・・あんたやったらできそうだよ・・(笑)。