撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

笑顔が欲しい(ちりとてちん)

 告白して、涙ぐんで、我慢して笑顔をつくって、ちょっぴり
困った顔をしながら立ち去る・・・何から何まで全部ツボに
入ってしまったんじゃない?(笑)


 ほんの一瞬でも草々さんの笑顔が欲しかった・・という喜代美。
恋の始まりは、どちらかがどちらかの心のなかにそのままに入って
しまうのではなかろうか?と思うほどに自分がなくなってしまう。
好きなひとの側にいて、好きな人のことだけ見て、そのひとの心の
動きがそのまま自分の心に映し出されるように一喜一憂して・・。
 笑顔を見るだけで幸せなのは、見つめているだけの時。なんの
笑顔なのか、誰に向けられた笑顔なのか、やがて見えるようになって
からが、本当の恋の始まりなのだろう。恋は夢のように楽しいだけ
のものではない。


 それにしても、A子の相談がもしや草々さんのこと・・?と心配
する喜代美には笑いました。どっかにお出掛けするときに道が
混んでると、このいっぱいの車、もしやみんな同じところに向かって
いるのでは・・と考える一瞬を思い出したりして・・(笑)。
 んん〜、草々さんのファンが増えてるのははずれてないとは
思うけどね。失恋した草々さんが街角の階段に座り、空を見上げて
いる姿(黒いタンクトップ着てたやつ)がツボでした(笑)。



「男は案外ひとりの女を引きずるもんや
 そばにおったかてえろなるだけや」

 順ちゃんの今日のひとことも何だかリアルに鋭かった(笑)
あんたいったい何者なんよ!男心まで語れるなんて・・と突っ込み
たいほど素敵です(笑)