撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

これで終わりってことはないのよ(どんど晴れ)

 若女将になって、女将という仕事がどんなに大変なのか
ますます分かってきた・・という夏美。それに女将の仕事は
これで終わり・・ってことはない、自分もずっと修行中なのよ
と話す環。人の心に決まったかたちも、定まった状態もないのと
同じに、ひとをもてなす・・ということも果てしなく難しく
そして素晴らしい仕事ではあると思う。客だけでなく、仲間を
束ねる立場・・というのがまた大変だよな・・と想像する。
 だからこそ、この代々の女将・・玉手箱を譲る人たちこそが
一番の理解者であり、心のよりどころになるのかもしれない。
どんな場面でも、自分の心を本当に分かってくれる人がいると
いうのはとてもしあわせなこと・・。


 伸一がちょっとまた・・・(ため息)
あやしい経営コンサルタントがまるで「あなたのココロの隙間を
埋めます」といってあらわれるモグロフクゾウ(古い?笑)の
ように見えてしまいました。おまけに悪いこと企んでるみたい
だし・・。


 ひとはどうして淋しいときに、一番自分のことを考えてくれて
いるひとのところへ戻らないのだろう・・。きみには家族が
いるだろう!恵美子さんなんて、優しい奥さんなのになあ・・
と、 見ててイライラしちゃいます。悩んでる時は他人の方が
気楽なのかなあ・・見もしらない他人がそんなにあなたに尽くして
くれるわけないじゃん・・でも、ココロのなかでは「自分はこれ
くらい評価されるべき人間なんだ・・」なんてどこか潜在意識の
なかに願望としてあるのかなあ・・男って・・。


 ぜ〜ったい明日のお出掛けは二日酔いでパスだったりするんだ
よね・・。大事な約束のある前の日に飲みに出掛ける(しかも
深酒)男ってだぁい嫌いだぁい!!!