撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

同窓会に思うこと

 昨日の同窓会、いつものメンバーでいい気分。去年は息子の
誕生日と重なったのですぐ帰ったけれど、今年は何にもないから
ゆっくりだあい!と思っていたのだけれど・・。


 一次会おわりがけに、このごろ良く出席してくれてるやつが
ひとこと、「女性軍、もっと集めてもらわんと」「そうやね」
と、ひとこと。ごもっともなご意見ですが、もうこれでわたしは
ドッと疲れが出て、こいつとは飲みたくないと思いましたとさ。


 確かに声かけなきゃいけなかったんだけどさあ・・。自分が
いけるかどうかわかんないときってあんまりひとも誘えないのよねえ。
もちろん、仕事だと思えばきちんとそれは別にして、こえかけの
仕事としてしなきゃいけないんだけどさあ・・。それでもこの
総会のまっただ中の、まだ話も大してしてなくて、気持もほぐれてない
しょっぱなから言っては欲しくなかったな・・・。


 ボランティアって難しい。仕事といいつつ、仕事じゃないから・・。
もちろん、学年の当番で、本当に人集めなきゃいけないときは、
ボランティアといえども仕事と割り切って責任もってやったけど。


 それでも、基本は、こだわりなく、無理せず、だと思ってる。出来る
人が出来る範囲で・・。やってくれる人にはほんとに感謝するけれど
だからといってやらなきゃいけないことだとも思わない。何か仕事を
受け持たされたひとはその範囲でそのぶんは片が付くまでやらなきゃ
いけないんだけどね。


 それでも一番にはまず楽しみたいなあ・・。今まで10年一緒に仕事を
してきた人とは、その間ずっと、そのひとたちが支えて来てくれたことを
知っている。その時々でそれぞれに大変で、来たくても来られなかったり
それどころじゃなくて来ることすら考えられなかった年もあったことだろう
と、思う。それでも、常任幹事だからって、必ずその日は空けてくれてたり
来続けていることをちゃんと見てくれているひともいる。だからこそ、自分の
事情が許す限り、出席数プラス1しか役に立てないけど出席しようと思って
この場所にきているんだもの。戦友と、お互いの無事を確かめ合い、再会を
影ながら祝っている感じのとこあります。久しぶり!で、充分で、それ以上に
お互いに注文つけたりしないよなあ・・。


 学校の伝統だとか、同窓会の名誉だとか、そんなこと言っても所詮なんで
集まるかっていったら人にひかれるからです。好きなやつらと会いたいから
です。気分良く飲みたいから・・かな?同窓会総会の仕事をして思ったのは
年とって、この大先輩たちみたいに、毎年ここで集まれるって、幸せなこと
なんだろうな・・ってこと。後輩が会を企画・運営してくれて、いまも現役の
高校生の後輩が母校で頑張っていてくれて、懐かしい友達と、自分の高校時代
を思い出しながら酔える・・。年々年をとっていく自分たちだけでなく、
新しい風を常に感じられる・・。両方楽しいだろうなあ・・。


 なあにが言いたかったんだか分かんなくなってきました。まあ、無理せず
欲張らず、かといって、また意固地にならずほどほどに・・。たかかが同窓会
されど同窓会・・でも煮詰まったときは吐き捨てるように
「たかが同窓会に、そんなにまじめになるんじゃないよ
  所詮飲み会じゃん!」


 逢えた時その時こそを、逢えたことそのことこそを、楽しみ、感謝しな
ければ、いったい何の意味があるというのでしょう!