撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

懐に入る

 今日の生活ほっとモーニング阿木耀子さんと行く奈良。
奈良も素敵なんですが、阿木さんに釘付けでした、ほとんど。


 なんか可愛いいんですよね。


 お相手のアナウンサーの男の方に「さみしかったでしょ?」
とか、「日頃の行いが悪いんじゃない?」なんて、ちらちらっと
言う言葉が、特別なものじゃないんだけど、彼女が言うと、特別
な感じがする...。きっと言われた人も、悪い気してないよな..
って雰囲気。違う人が言ったら違うニュアンスになりそうなのに。


 仏像の前で、彼女の謎(?)が分かる。神様や仏様とけっこう
ため口...なんだそうです。遠くから眺めるのではなく、お話しちゃう
という阿木さん。時にはウィンクする...なんて!願いごとは、世界
平和から個人的な願望まで...。


 「甘えちゃった方が可愛がってもらえそうでしょ?」という彼女。
う〜ん...すごい。同窓会の仕事をしたときに、先輩のおばさま方
には、それを感じました。嫁、姑でもいくらか実践しております。
 しかし、神様、仏様にもそう言っちゃう彼女ってすごい!


 神様、仏様だから、かえってそうなのかもしれないね。だって、甘える
って、相手のほうが大きい、受け入れてくれる、って思わないとできない。
相手を立てる...って言う部分もすこしあるけど、そこに計算が見えると
媚びてる、とか、利用してる、って感じになってしまうもの。自分の
心の中にそんなずるい部分があったら、恥ずかしくてできません。


 自分のやるべきことをきちんとやって、それでもそのことは別の
ところに置いといて、ただ、無垢なこどものような心で相手の懐に
入り込む。自分で張った弦(いと)を、張りつめたり、ゆるめたり、
時にはすっきり新しい弦に張り直したり....。そんなことができたら
いいと思う。そんなことができたら、神様だって仏様だって、いいよ
いいよ、あんたのやりたいようにやりなさい。そいでもって、もう
ぜ〜んぶ楽しんだからもういいや!って思ったら、こっちにおいで。
その時はここで一緒に遊ぼうか、って言ってくれそうな気がする。
 最期の来ることもまた楽しみに、人生の最後の日まで楽しめそうな
気がする.....。