撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ラグビーに思う

 昨日、1月3日は、予定通り、おせちを前にして一日ラグビー
三昧。高校ベスト8が繰り広げるゲームはどれも見応えがあった。


 どんな試合運びになるかは、始まってみなければ分からない。
誰もが、ある程度の予測はして、選手達もその試合に備えて来た
はずだ。それでも、「こんなはずではなかった」と思う場面に
出くわすこともあることだろう。強いチーム、負けたことのない
チームほど、それは突然やってくることだろう。その感覚をどう
修正できるか、どう持ちこたえることができるか。


 一方で、どんな状況にあろうとも、自分たちのやりたいラグビー
ができるかどうか。それは、勝ち負けに関係ない。勝ち負けを
越えたところにあるもの。圧倒的な強さを持つ、東海大仰星
練りに練ったであろう作戦と、心意気で見事に戦った長崎北と、
強い選手達が、それ以上に楽しんでラグビーをしているように見えた
東福岡が印象に残った。


 準決勝も、決勝も楽しみではある。しかし、高みを目指せば目指すほど
繋がっていく世界、敵も味方もなくただ賞賛したくなる素晴らしいプレイ。
それこそがスポーツの素晴らしさではないかと思わせてもらった。