遊びと仕事
今朝のニュースで怒りを感じたこと。
なんとかいうゲームの中の「仮想通貨」を、現実のお金をだしてやりとり
する事が起こっている。それを売買するのに仲介をしている会社がある・・
というニュース。なんじゃそれ〜!!!って感じ。
ゲームを進めるのに必要なアイテムを揃えるのにゲームのなかでのお金
が要るわけだが、そのコインを集める暇が惜しくて、現実のお金でゲームの
コインを買うらしい。そこまでしてゲーム進めたいのか?進んだ先には
なにがあるのか?過程を楽しむ余裕のないやつが、そんなにゲームにはまって
ていいのか?
そのニーズをいち早く嗅ぎ取って、売買の仲介をして、それで利益を得て
いる会社が出来る・・っていうんだから、もうなんだか・・。
ってことは、コインを集めて、それを売る人がいるってことですよね・・
家にずっといてゲームする時間がたっぷりある人がこれを内職にできちゃった
りして・・・。
仕事と遊びの境目が分からないこと、子供の世界と大人の世界の境目が
分からないゲームというものだということ・・・そんなところがとても
引っ掛かる。
智恵をだし、アイデアを見つけ、努力した奴が金儲けを出来る・・・それは
間違った考えではないと思う。しかしながら、なにか仕事を始めるときに
それは、仕事やお金を介在させていいものなのかどうかということ、その
ことが、将来的に社会にどういう影響を及ぼすのか・・・。そんなことを
考えて始める仕事が本当の商売であり、会社ではないかと思う。目先の
自分に入る利益だけで訳の分からない金儲け、金集めをしているだけの
ひとたちが子供達に与える間違った社会のあり方の影響が恐いと思う。