撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

きれい・・・(芋たこなんきん)

 町子さん結婚おめでとうございます。まったく長い一日でした
ね。でも、今日一番大変だったのは、美容師のおばさんと、2度も
こかされた、どこかの花嫁さんだったのではないかと思ってしまった
私でした。花嫁さん、一度目は災難だったけど、二度目は、よその
にわとりなんか見てなかったほうがよかったと思いますよ。ブーケが
いくつ必要だったことか、他人事ながら心配してしまいました。


 目の下の隈消せます?という町子に、この道30年、大抵のものは
かくしてきました、と、頼もしくも深い言葉を返す美容師のおばちゃん
が、今日はツボだったな。どんなにボロボロになっても、驚きを
ぐっと飲み込み、「なおしましょうね」とにっこり微笑むおばちゃんに
プロの意地を見ました。出来上がった町子さんは、ほんとにきれい
でしたよ。妹の素直なつぶやきと、お母さんの万感の思いが、今日の
ドラマに、素敵な奥行きを感じさせてくれました。「まだ、歯いたいの?」
という町子さんが可愛かったね。


 妹たかこさんも、好き。お母さんが話しているのにも関わらず、
やっぱり成さぬ仲ってやつね・・とか勝手に決めつけて、お姉ちゃん
可愛そうやわ・・なんて、さすが身内のこと思ってくれてるんやねえ
なんて見えてたけど、全然心配ないって分かったら、なんとなく
拍子抜けしたような、物足りないような顔をしていたのは何故?


 またね!とそれぞれの家に帰っていく新婚夫婦。それでも来週は
だんだん深くそれぞれの家族に関わっていきそうですね。
 徳永先生と出会ってからの町子さんが、だんだん肩の力が抜けて
きて、軽みのあるおかしさと、優しいところ、可愛いところを
ちらちらと見せてくれてきたのがとても楽しみです。