撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

普遍と特別

 テレビでは、モーツアルトの話があっている。歌劇の歌詞もまた物語
なんだ。当たり前だけど、なんか今気づいた気分。歌舞伎とか、小唄とかの
日本の唄もまたそうなんだろうな。今日は、井上さんだっけ、指揮者の方が
ゲスト、明日はジャズピアニストの方がゲストらしい。み〜んな、自分の中の
なにかと通じるものに惹かれて好きになるんだろうなあ・・・。


 心は、だれとでも通じ合える可能性を持っている。人の心の中には、
普遍的なものが必ず転がっている。ただ、それに気づけるか、めぐり合いは
当たり前にはやってこない。めぐり会えただけで、かなり特別なことなん
だろうな。


 昨日の「結婚できない男」で、キャッチボールのような会話とドッジ
ボールのような話・・で笑ってしまった。自分に投げられたことに気づかずに
見送ってしまう人もいるんだろうな。千本ノックのように、一方的に発信する
やつもいそうだし・・・。あれ、グローブ持つべきときに、バット持ってる
奴がいるわけ?いえいえ、何も持たなくていいのに、なにか持って構えちゃう
ひとがいるのかな?


 あたりまえに、話せる、穏やかなコミュニケーションが欲しい。ひとは
だれも同じで、誰かが特別な存在でも、誰かが忘れられていい存在でもないん
だよって。みんなおなじように生きているんだよって。
 でも、だからこそ、目の前にいる愛しいひとには、そのなかで私にとっては
あなたは特別な存在なんだよって。だれにでも、そんなふうに思えるひとが、
思ってくれる人がきっといるんだよって・・・。
 そんな風に話せる穏やかな空気が欲しい。