撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

生き延びること(純情きらり)

 今日は杏子さんにメロメロです。看護婦姿美しかった。


 けがをしてもなお笛子に本当のことを言わない冬吾。ふたりの
ことを心配した桜子は杏子に相談。「夫婦のことはふたりにしか
わからないから、多少いびつに見えても、なんとかなるもの」と
いわれる。家に帰ると、言いたいことを言い合って仲良くしている
笛子と冬吾。子供達とともに、しあわせな家族の風景。
 見てるほうも、杏子の言葉に癒されたようです。そんなものかな
・・・なんて。よけいなことは考えまい。


 相変わらず日和見のやすじ。杏子さんだけが心のオアシスと
いうところです。展覧会の絵の件で、少年達に取り囲まれ、非国民
と攻撃を受ける。杏子の機転で助かったものの、けがの手当を受け
ながら、生き延びるために、ふらふらと生きている情けなさを
吐露する。そのやすじに、杏子が「いいじゃないですか。生き延びる
ことは、大切なことです」と言う。こんなに潔く言ってくれた人が
いるだろうか?責めることも、強制することもせず、時代のせいに
することもなく・・。杏子が、生きてきた中で得た考えなのだろうか。
色々な人の中で、色々な考えや価値観に翻弄されながらも、生きて
いくこと、それこそが、大切なのだと。


 やすじを取り囲んだ少年達に、哀れさと怖ろしさを感じた。
無垢な精神が戦争の時代に染め上げられている。正義(と思いこんで
いるもの)のために、どこまでも突き進んでしまう危うさ。杏子が
「弱いものいじめはやめて」と叫んだ。多勢に無勢など、元々は、
最大の卑怯だろうに。正義の顔をした暴力・・・恐ろしかった。


 西園寺先生お久しぶりです。秋山さんさすが気づくの早いね!
これは、またのちほど・・・。


 さっき、ここまで書いてたのに、UP出来ずに消えてしまった!
 ショックだったよ〜!はてなさん、今度はおねがいですだ〜!