撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

同窓会な週末

東京に住んでる友達が久しぶりにかえってきた
日曜日にある高校の女子部同窓会に合わせて帰るので
その前の日の晩に大学の同期会をしようと自ら企画してくれて
金曜日はこれまたひさしぶりの友人にお誘いを受けて
私個人としては見事な3連荘飲み会をしてしまった週末


でも、あのころの友人って
なんで相当久しぶりに会ってもあっという間に
まあ、しばらく会ってなかったねっていうくらいの
馴染み方になるのかな
長く生きてると
ついこの間と2年くらい経ってて
しばらくぶりねと7、8年経ってて
あれはいつのできごとだったかしら?っていうのが
10年前のことか15年前のことか定かでなくなってる
変わらないねって言い合ってるけど
ホントはそれなりに変わってはいるんだけど
そんなことどうでもいい気がしてくるし
まあ、およそホントにどうでもよかったりするんだよね


土曜日一次会は女子大メンバーの女子会
二次会はパートナー校も含めた宴会で
卒業以来?というリーダーもいたりしてびっくりではありました
(ダンスでは男性をリーダー、女性をパートナーと呼びます)


競技ダンスの部活だったので
組んだことのない相手とはあまり話したことがなかったり
組んだはいいけどうまくいかないときはそいつとしゃべりたくなくなったり
けっこういろんなことがあった4年間
それでもいまこうやって会うとあの時期を一緒に過ごした仲間
っていうのが一番になっちゃうのかな
やっとそうなれたのかな


いやいや
ラグビー部のリーダーはカッコつけしいの
気に入った種目は熱血のくせに嫌いな種目は逃げ回るわがままな奴だったし
写真部と兼部してたリーダーはお調子者で口当たりのいいこというくせに
実際にはあんまり真剣に練習してなかったしなあ・・
なんて
いやいややめておこう
せっかくわざわざ飛行機つかって宿泊予約までして
ふたりとも遠くから参加してくれたらしいから・・
あっ・・すみません、関係者にはこれバレバレなのでオフレコでお願いします(笑)


みんなそれぞれにきちんと人生を過ごしてきて
昔の思い出は思い出にできるほどになったんだろうな
いまのすべてがそこにあったような時間は
あのころだからこそ持てたのだろうな
だからそのひとの一部しか見られなくて
ひとつ許せないとすべてが許せなかったりして・・


好きの反対は嫌いではない、無関心だって
なるほどなるほど、よくわかったような気がする
ご縁のないひととは印象が残らない
嫌いでも迷惑でもそれは立派な関わり合いなのかもしれない
あとで・・そう、思い出にして笑い話にできる頃
そしてもっとそのあとで・・
そうか、あれも私を作ってくれて来たんだ・・と感謝できるようになる


日曜日は高校の女子部の同窓会に出席
東京からの彼女は幹事学年の時以来の出席
あのときもあなたが同窓会の仕事をしているのなら
と、東京から駆けつけてくれたんだ
数名の当時お世話になった役員の先輩方に挨拶をしに行くと
あの年の会は本当に印象に残ってる、想いが伝わった
と、嬉しい言葉を頂戴する
ここでも、確かな時間の流れと折々に共有する思い出を慈しむ


東京に帰った友達が何枚かの写真を送ってくれた
パソコンでそれを見ながら
自分の中にいつのまにかいくつものアルバムができていることに気付く
とても都合よく編集された(笑)
それでも私にとってとても大切な友人たちのアルバム
忙しいところ二日間も付き合わせてごめんねって彼女が添え書きしてくれてた
実のところホントに忙しい数日だった
でも彼女が帰ってこなかったらこんなに集まらなかったな
こんなにしみじみ振り返らなかったな
全然そんなことないよ、おかげで楽しかったよ!
って返事しながら
素直に本当にそう思った
感謝です