撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

こころが柔らかくなる

高校の文化祭に出掛けて以来
音楽部つながりの交流が増えている
昨日はまさにその集まり
11学年上の先輩と6つ下の後輩と3人で飲む
美味しい料理とワインを間に挟むと気分よく話せるね


話題は音楽部復活プロジェクト
でもいくら現役部員を増やしたいからといって
こんなおじさんおばさんたちが高校で部員勧誘の手伝いするわけにもいかないし
体育会系部活や男子のみの集団でもないので
肉や酒で釣るわけにもいかないし(高校生に酒はもともと無理でした)


とりあえず、OB自体が高校の施設を使って
合唱活動をさせてもらえるように準備していこうかと
無理のない範囲で声をかけ始めて
いつの日にかはその決まった日にそこにくれば
懐かしい記憶を共有できるひとたちと
声を合わせる楽しみをひととき過ごせるような
そんな場所をつくれれば
現役の部員が少なくてもそこで合唱の楽しみを少し感じてもらい
合唱ってこんな感じって伝えたい人もそこに連れてきてもらえば
いつか自然にひとも増えるんじゃないかな・・と


なにより自分たちが楽しめることが一番
「最悪、この3人でまた飲んでるってことでも構わないよね」
「ひとりでもメンバーが増えてればそれでよしと思います」
っていう意志統一のもとプロジェクト立ち上げです(笑)


二次会はまたもや馴染みの店で
合唱の話からラテン語の話へと進展
ラテン語勉強するとヨーロッパの言葉は入りやすいよって
英語を勉強したい!と何度目かの想いを強くしている私ではあるのですが
いきなりラテン語からは無謀というもの、いまはまだラテン語は無理だよね(笑)
と、笑ってるとお店のお兄ちゃんのひとりが実は語学勉強していて
ラテン語に行きついているところだそうで
(11学年上の先輩と)ずいぶんと深い話をし始めて
あとでも「実際にラテン語のこと習えるひとに初めて出会った〜!」と興奮気味
思いがけずひととひとの出会いに関われたようでちょっと嬉しかった


すこしずつ周りのいろいろが動き始めている
懐かしい縦糸と
日々暮らしてきた横糸が
わずかずつではあるけれど
色鮮やかな織物になっていく気配を感じる


言葉にはあらわしにくい想いが溢れて
どこか自分のことでありながらこの日々に感動している
感動するって
心が揺さぶられたり
こころの弦(いと)を振るわせられたりすることかなって思う
からだも良く使って手入れをすると柔らかくしなやかになるように
心だってきちんと感じて動かしていたら柔らかくなりそうな気がする


30年をひとまたぎにして
「ああ!あなただったの?」の一言で始まった先輩との再会に感謝
(名前と顔が一致しない〜っておっしゃってたのです、お会いするまで)
卒業して以来、ゆるやかにOBや現役とのつながりを大事にしてくれてた後輩にも感謝
夏に向けて動き始めようと思っている
柔らかい心でまたあたらしい日々に感動していけたら・・と思う